2024年11月2日、3日に開催されたひたちなか市産業交流フェア（ひたちなか市総合運動公園体育館サブアリーナ）でデジタル人材育成セミナーを実施しました。
HePTではｅスポーツを活用した人材育成を行っていますが、デジタルやデジタル人材そのものの理解促進も必要と考えています。

「テレワークによる雇用創出が生み出す活力ある地域社会（みらい株式会社 取締役COO 大矢元起氏）」

「ｅスポーツで学ぶ社会で役立つデジタル力、ｅスポーツで始めるインナーコミニュケーションの活性化（GLOE株式会社 社長室兼執行役員、有限会社COLLABOSTUDIO 代表取締役 原田清士氏）」

このようなテーマで二人の講師をお招きし、セミナーを実施しました。

大矢氏には、地方でテレワークが進むことでどんなことができるか、どんな効果があるかについて、熊本県天草市でご自身が行っている事業を例に講演していただきました。天草市は離島のため人口減少が続いています。「こんな場所でもできるんだったら、自分たちにもできるんじゃないか」と地方に勇気を持ってもらうことを目標に天草市で奮闘し、ここ２年間で天草市に20社の企業が進出してきています。

原田氏は、ｅスポーツを活用することでどのようにして社会に役立つ力を身に付けることができるか、ｅスポーツを活用してどのようにコミニュケーションを活性化していくかについて講演していただきました。ｅスポーツはプロゲーマーを育てることだけが目標ではなく、フィジカルスポーツと同様にゲームを通して様々なスキルを身に付け、人として成長することができることを説明していただきました。

お二人のセミナーを子育て世代などの若い方々に聞いていただきました。デジタル化が進むこれからの未来において、求められる教育、人材、働き方を考える良い機会を提供できたように思います。

また、当プロジェクトチームが産学官連携事業であることから、産に講師をしていただいたお二人、学に茨城大学 馬渡剛教授、官に市職員を登壇者とした「テレワークとｅスポーツで学ぶデジタル力が変える働き方とは」をテーマとしたパネルディスカッションも併せて実施しました。

ひたちなか市が暮らしていてよかった、これから暮らしてみたいと思われるまちになるよう、他のまちにはない魅力の一つとしてｅスポーツを活用したまちづくりについて当プロジェクトチームは研究していきます。